ヨコシマウマ、確定拠出年金（個人型）移換手続きへ（その１）
このブログは、弱肉強食の資本主義社会では、強者ではなく、明らかに弱者に分類される草食動物２頭（「シマウマ」と「ヨコシマウマ」）が資産運用をおっかなびっくり始めていく物語です。
ちょっとお馬鹿で、ぼんやりふんわり生きていているヨコシマウマ。もともと投資なんて全然やってないばかりか興味もなかったのに、確定拠出年金についてはひょんなことから興味を持ち始めます。
前回のお話：その１４はこちら ↓
シマウマ：
確定拠出年金「個人型」を開始するための手続きだけど、さっき話（ヨコシマウマ、確定拠出年金を考える！（その１４） 確定拠出年金（個人型）へ移行する？ - よこしまうま日記）に出た前職時代の確定拠出年金「企業型」からの移換手続きと一緒に進めるんだよ。
ヨコシマウマ：
なるほど。
ヨコシマウマ（の心の声）：
よくわかんないけど、たぶんシマウマさんのことだから言われるがままにやっておけば大丈夫だろう。
シマウマ：
手続きは簡単だよ。あのさ、前職を退職した際に、退職ガイドブックの中に「確定拠出年金の移換手続きをやってね」っていう案内や手順の書いた書類も渡されているんじゃないの？
ヨコシマウマ：
そんな書類あったかな？
シマウマ：
渡されてないわけないと思うよ。そのあたりはしっかりしてるでしょ、大手の大東京動物園なんだから。あの見てない書類が積み上がった箱の中に入っているんじゃないの？後輩のヤギさんにあげちゃって無ければだけど。
ヨコシマウマ：
あっ、そうか、探さないと！でも、私が見てもどれかわかんないからシマウマさん探してくれますか？確定拠出年金の移換手続きの書類残ってるかな？
シマウマ：
あぁ、はいはい。
シマウマが無造作に積み上がったヨコシマウマの書類の箱を確認します。
シマウマ：
あっ、あったよ、多分これだよ。開けていいかい？
ヨコシマウマ：
やったぁ、良かった。どうぞ、どうぞ開けてください。
シマウマ：
よかったね。
シマウマ（の心の声）：
頭は悪いけど運だけは良いよな、ホント運だけで生き残ってるよ。
シマウマ（の心の声）：
本当は金融機関をどこにするのかを「手数料が安い」とか自分に合ってるところを考えて選ぶところからやるべきだけど、今ヨコシマウマさんに説明してもすぐは理解できないし、希望の金融機関を検討するところからやってたら間に合わないぞぉ。
前職時代に企業型確定拠出年金やってた金融機関は多少手数料高いけど、後で確定拠出年金全体を理解してきたときに変えてあげればいいっか。それより早く確定拠出年金やりたそうだし。。。
シマウマは書類を開封して、現行の金融機関の連絡先の書いてある書類を取り出しました。
（その２に続く）
