シマウマは何者?(その6)
このブログは、弱肉強食の資本主義社会では、強者ではなく、明らかに弱者に分類される草食動物2頭(「シマウマ」と「ヨコシマウマ」)が資産運用をおっかなびっくり始めていく物語です。
ちょっとお馬鹿で、ぼんやりふんわり生きていているヨコシマウマ。もともと投資や資産運用、節税なんてお金のことは全然やってないばかりか興味もなかったのに、シマウマのおかげでちょっとづつ興味を持ち始めます。
そして、いつも教えてくれるシマウマは不動産投資で大家さんもやっているようです。シマウマが大家さんを始めたきっかけは学生時代にさかのぼります。そこでシマウマなりのお金持ちの基準が出てきました。ヨコシマウマに理解できるんでしょうか?
前回のお話はこちら→シマウマは何者?(その5) - よこしまうま物語
ヨコシマウマ:
じゃぁ、何だったらお金持ちなんですか?
シマウマ:
やっぱり、大家さんに限らないけど、あの時のカバの大家さんみたいに自分が直接忙しく働かなくてのんびりしてても、充分生活できるくらいの収入が入ってくる仕組みを持っている人がお金持ちなんだ!
あるいは忙しく仕事するにしても自分が好きなことだけをやっいても、ちゃんと仕事として成立していて、かつ充分収入がもらえている人がお金持ちなんだ!って思い始めたんだ。
ヨコシマウマ:
なるほどぉ。
シマウマ:
つまらない仕事とか、忙しくて自分が精神的にも疲れてしまう仕事だったら、いくら給料が高くてもストレス発散のために衝動買いしたり、病気になって治療費がかかったりして、のんびり健康に生活していたらかからない出費があったらお金がいくらあっても足りなくなる。それでは精神的に貧しくなってしまうから、本当のお金持ちではないんだ!ってね。
ヨコシマウマ:
そうなんだぁ、それはまるで前職(一流動物園の大東京動物園)時代の私みたいですね。前職のカメ先輩も仕事頑張り過ぎて亡くなってしまったし。
それで大家さん目指したんですね。
シマウマ:
まぁ、まだ学生で世間知らずだったし、大家さんやるにもアパート買うお金なんか当然無かったし、どうやれば良いかもわからなかったから、すぐに大家さんを始めたわけじゃないけどね。
ヨコシマウマ:
ふーん。
シマウマ:
ただ、その時に考えたことが、その後の社会人になっていくうえで、自分がどうやって行こうかっていう方向性の基準にはなったよ。
ヨコシマウマ:
シマウマさん当時から色々考えてたんですね。
シマウマ(の心の声):
ヨコシマウマさんは考えなさ過ぎだと思うけど。
シマウマ:
心配性なのか、自分に自信が無かったからか、ただ変わってたのか、わからないけどね。。。
ヨコシマウマ:
私なんてそのころは(今もあまり変わらないけど)美味しい干し草食べることしか考えてなかったよ。っていうかあんまり覚えてないです。
シマウマ(の心の声):
私は何でも能天気に考えられる、すぐ忘れられるヨコシマウマさんがうらやましいよ。
シマウマ:
ヨコシマウマさんはそれでも楽しく生活できてるからそれでいいんじゃない。
ヨコシマウマ:
それで、シマウマさんの今は大家さんやったり、資産運用とか節税に詳しいんですね。
シマウマ:
まぁね、そんなこんなで、お金のことは自分なりに勉強してちょっとずつ詳しくなって今に至ってるんだ。
続きのお話はこちら ↓
ヨコシマウマ、失業手当をもらってた?(その1) - よこしまうま物語
前回のお話はこちら→シマウマは何者?(その5) - よこしまうま物語