よこしまうま物語

仕事は一応まじめに取り組む会社員だが、仕事は好きになれない。隙あらばやめようと考えている。 老後のことを考えると、毎日コツコツ働くだけではなく、投資や資産運用の必要性を感じているが、頑張ってヨコシマになったとは言っても元来が草食系動物の臆病者なので、なかなか始められない。他人の資産運用を横目で見ながら、美味しいところを真似しようと画策中。

ヨコシマウマ、確定拠出年金(個人型)移換手続きへ(その6)

 このブログは、弱肉強食の資本主義社会では、強者ではなく、明らかに弱者に分類される草食動物2頭(「シマウマ」「ヨコシマウマ」)が資産運用をおっかなびっくり始めていく物語です。

 

ちょっとお馬鹿で、ぼんやりふんわり生きていているヨコシマウマ。もともと投資なんて全然やってないばかりか興味もなかったのに、確定拠出年金についてはひょんなことから興味を持ち始めます。企業型からiDeco(個人型確定拠出年金)」への手続きは取りあえず自分でできる範囲の書類の準備は何とかシマウマに教えてもらって完成しました。あとはあの厄介なテヌキ課長次第です。

 

前回のお話:その5はこちら ↓ 

【翌日、ヨコシマウマの出勤(出園)日】

ヨコシマウマは、iDeco(個人型確定拠出年金)」移換続きの書類をシマウマに教えてもらいながら理解していないけど書き上げました。その後、人事のタヌキ課長に「事業所登録申請書 兼 第2号加入者に係る事業主の証明書」を書いてもらうよう依頼しに行きました。

ヨコシマウマは自分でうまく説明できる自信がないから、どこに何をタヌキ課長に書いてもらうのかベタベタ付箋をシマウマさんにつけてもらっています。

 

 

ヨコシマウマ(の心の声):

よし、タヌキ課長に丁重に頼みに行こう!「テヌキ課長」なんて絶対失言はしないぞ!

 

ヨコシマウマ:

すいません、テっ、あっ、じゃなくて、タヌキ課長。ちょっとお時間よろしいでしょうか?

 

タヌキ課長(テヌキ課長):

ん?何だヨコシマウマさんかぁ。忙しいんだから手短に頼むよ。

 

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ヨコシマウマ:

あのー、この前ちょっとお話した確定拠出年金なんですが、iDeco(個人型確定拠出年金)」をやってみようと思うんです。

 

タヌキ課長(テヌキ課長):

あぁ、そうですかい。そこまでして将来に向けた貯蓄がしたいのかい?ヨコシマウマさんは。

 

ヨコシマウマ:

いろいろ忘れっぽい私にとっては、凄く有利な貯蓄の方法かなって思ったんです。だから忘れないうちに始めようと思います。iDeco(個人型確定拠出年金)」

 

タヌキ課長(テヌキ課長):

そうかい。せいぜい頑張って貯蓄すればぁ。私にはまぁ、関係ないけどね。

 

ヨコシマウマ:

で、テっ、あっ、じゃなくて、タヌキ課長にお願いなんですが。

 

タヌキ課長(テヌキ課長):

え、お願いって何よ。iDeco(個人型確定拠出年金)」やって手取りが減る分、毎月のエサの量増やしてくれって言われてもそれはできない相談だよ。私だってこの安月給で何とかやりくりしてんだから!ホントはもっとエサもお酒も欲しいくらいなんだ!

 

ヨコシマウマ:

いや、お願いはエサの量じゃないんです。エサの量は私小食なんで今のところ何とかなってます。

 

タヌキ課長(テヌキ課長):

じゃぁ、何?早くしてくれよ。私は忙しんだよ。

 

ヨコシマウマ:

iDeco(個人型確定拠出年金)」の手続きをするには、この書類に「事業主」となる仲良し動物園の捺印欄があるのでそれをお願いしたいんです。こういうのは人事のテっ、あっ、じゃなくて、タヌキ課長がご担当なのかと思いまして。

 

ヨコシマウマは自分で「事業所登録申請書 兼 第2号加入者に係る事業主の証明書」とは長くて言えなかったので、シマウマに付箋を貼ってもらった「事業所登録申請書 兼 第2号加入者に係る事業主の証明書」を出して、短い指で示して「この書類」と説明します。記憶力も理解力も語彙力もいまいちのヨコシマウマにしてはかなり頑張って説明しているところです。

 

(その7)に続く

ヨコシマウマ、確定拠出年金(個人型)移換手続きへ(その7) - よこしまうま日記

 

前回のお話:その5はこちら ↓