ヨコシマウマ、確定拠出年金を考える!(その10)
このブログは、弱肉強食の資本主義社会では、強者ではなく、明らかに弱者に分類される草食動物2頭(「シマウマ」と「ヨコシマウマ」)が資産運用をおっかなびっくり始めていく物語です。
ちょっとお馬鹿で、ぼんやりふんわり生きていているヨコシマウマ。もともと投資なんて全然やってないばかりか興味もなかったのに、確定拠出年金についてはひょんなことから興味を持ち始めます。
前回のお話:その9はこちら ↓
ヨコシマウマ、確定拠出年金を考える!(その9) - よこしまうま日記
確定拠出年金と所得税や住民税との関係がどうなっているのか、ヨコシマウマは理解できるのでしょうか?
シマウマ:
その給与天引きで支払っている所得税、住民税が確定拠出年金をやると減るんだ、つまり節税になるんだよ。節税された分だけ得になるんだ。いくらの節税になるのかは、もらっている給料とか確定拠出年金をいくらやっているかによって変わるから、ちょっと難しい計算しないとわかんないけどね。
ヨコシマウマ:
どうして、所得税や住民税が減ると、節税になるんですか?
シマウマ:
確定拠出年金で支払った金額分だけ、給料が少なくなったとみなされて、その給料が少なくなった金額分に応じて所得税や住民税が減るんだよ。
ヨコシマウマ:
へぇー。
シマウマ:
だから、確定拠出年金をたくさんやればやるほど、節税効果がある。また、もらっている給料が多い人ほど税率も高いから確定拠出年金の節税メリットも大きくなる仕掛けなんだ。
ヨコシマウマ:
ということは、高給取りのパンダさんは節税メリットがより大きいということですね。私もパンダさんほどの高給取りではないけど、大東京動物園時代にやってた確定拠出年金のおかげで、貯蓄出来ていたと同時にある程度は節税にもなっていたってことですね!
ヨコシマウマ(の心の声):
いったいいくらの貯蓄ができていて、いくらの節税になっているのかわかんないけど。カメ先輩ありがとうございます。
シマウマ:
そういうことです。
ヨコシマウマ:
じゃぁ、確定拠出年金は将来の貯蓄のためには普通に銀行とかに預けて貯蓄するよりも税金の分だけ得するってことですね。確定拠出年金最高じゃないですか!
シマウマ:
メリットはそれだけじゃないよ。
ヨコシマウマ:
えっ!?まだメリットあるんですか!?
シマウマ:
確定拠出年金で預けたお金の利息とか運用益にも税金がかからないんだ。
普通に銀行に預けた時の利息や、株で儲かった利益には税金がかかるんだけけど、確定拠出年金は60歳までその税金がかからないんだ。非課税なんだ。
ヨコシマウマ:
んっ?よくわかんないです。ついていけません。。。
シマウマ:
今のヨコシマウマさんには、ちょっと難しいかな。ここは説明しだすと長くなるからまた今度教えてあげるよ。
ただ、、、。
ヨコシマウマ:
ただ、なんですか?
シマウマ:
確定拠出年金はメリットばかりじゃなくて、デメリットと言われていることもあるんだよ。
ヨコシマウマ:
え?!そうなの?何?
確定拠出年金の節税メリットを理解し始めたヨコシマウマ。
今度は確定拠出年金のデメリットも理解できるのでしょうか?
その11に続く ↓
ヨコシマウマ、確定拠出年金を考える!(その11) 確定拠出年金(個人型)へ移行する? - よこしまうま日記
総集編(その1~10)はこちら ↓
【総集編(その1~その10)】ヨコシマウマ、確定拠出年金を考える! - よこしまうま物語
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