ヨコシマウマ、確定拠出年金を考える!(その9)
このブログは、弱肉強食の資本主義社会では、強者ではなく、明らかに弱者に分類される草食動物2頭(「シマウマ」と「ヨコシマウマ」)が資産運用をおっかなびっくり始めていく物語です。
ちょっとお馬鹿で、ぼんやりふんわり生きていているヨコシマウマ。もともと投資なんて全然やってないばかりか興味もなかったのに、確定拠出年金についてはひょんなことから興味を持ち始めます。
前回のお話:その8はこちら ↓
ヨコシマウマ、確定拠出年金を考える!(その8) - よこしまうま日記
信頼できるカメ先輩に説明を受け、言われるがまま確定拠出年金を始めていたヨコシマウマ。メリットがあること自体は理解したみたいですが、具体的にどうメリットやデメリットがあるのか正しく理解できるのでしょうか?
ヨコシマウマ:
確かにぃ。うーん、何が得なのかな?
シマウマ:
まず、所得税とか住民税を自分がいくら支払ってるか知ってる?給料明細とか見てる?
シマウマ(の心の声):
まぁ、ほぼ確実に見てないだろうな。
ヨコシマウマ:
所得税とか住民税をいくらか払っているのは知ってるけど、いくらかはわかんないです。
そういえば、大東京動物園の時にパンダさんが「所得税が高いなぁ。こんなに愛想振りまいて、ワザと転んであげたり、食べたくもない笹を食べる姿をファンに見せてあげてるのに、こんなに税金で持ってかれちゃうのは納得いかないよ、なんかいい節税方法ないかな?ヨコシマウマは節税の悩みがないからいいね」って言われたことあります。
ハツカネズミ並みの記憶力のヨコシマウマ、なぜかこれは覚えていたようです。。。
シマウマ:
それはたぶん高給取りのパンダから見てちょっとヨコシマウマさんを見下した皮肉なんだと思うよ。けど、パンダもヨコシマウマさんも多いか少ないかは別として、動物園から貰える給料に応じて所得税とか住民税を自動で差し引かれて支払っているんだよ。
ヨコシマウマ:
なるほどですね。あの時のパンダさんの発言は皮肉だったのかぁ!まぁ、気が付かなかったし、今となってはもういいけど。
シマウマ:
いや、今の話のポイントはそこじゃなくて。
事業主に雇われている人は皆、給与天引きで所得税や住民税を納めているってことなんだ。
それは税金の額は違うけど、高給取りのパンダも、一流動物園時代のソコソコ良い給料のヨコシマウマさんも、今の動物園で当時よりも給料が下がったヨコシマウマさんもサラリーマンはみんな給与天引きで税金を納めているってところなんだよ。
ヨコシマウマ:
はい。なるほど、源泉徴収ってことですね。
シマウマ(の心の声):
ホントにわかってるのかな?
確定拠出年金と所得税や住民税との関係、どうなっているのか、ヨコシマウマは理解できるのでしょうか?
その10に続く ↓
ヨコシマウマ、確定拠出年金を考える!(その10) - よこしまうま日記
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