よこしまうま物語

仕事は一応まじめに取り組む会社員だが、仕事は好きになれない。隙あらばやめようと考えている。 老後のことを考えると、毎日コツコツ働くだけではなく、投資や資産運用の必要性を感じているが、頑張ってヨコシマになったとは言っても元来が草食系動物の臆病者なので、なかなか始められない。他人の資産運用を横目で見ながら、美味しいところを真似しようと画策中。

ヨコシマウマ、ふるさと納税で楽しい節税を職場の仲間に教える!?(その1)

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このブログは、弱肉強食の資本主義社会では、強者ではなく、明らかに弱者に分類される草食動物2頭(「シマウマ」「ヨコシマウマ」)が資産運用をおっかなびっくり始めていく物語です。

 

ちょっとお馬鹿で、ぼんやりふんわり生きていているヨコシマウマ。もともと投資や資産運用、節税なんてお金のことは全然やってないばかりか興味もなかったのに、シマウマのおかげでちょっとづつ興味を持ち始めます。ふるさと納税のメリットを職場(仲良し動物園)のみんなに教えてあげようと意気込むヨコシマウマ。心がけは立派ですがうまく説明できるでしょうか?

 

前回のお話はこちら ↓

ヨコシマウマ、ふるさと納税で楽しく節税に挑戦!?(その3) - よこしまうま物語

 

ヨコシマウマ:

シマウマさん、仲良し動物園のみんなに「ふるさと納税」を教えてあげる前にちょっと教えてほしいんですが。

 

シマウマ:

何?

 

ヨコシマウマ:

さっきの上限金額を算出するシミュレーションやってて思ったんですが、これって収入の多い人ほど上限が多くなるんですよね?

 

シマウマ:

よく気が付いたね。そうなんだ。

あとから税金が返ってくる仕組みだから、そもそも税金をたくさん納めている人(=課税所得の多い人)の上限が多くなるよ。

 

ヨコシマウマ:

さっきの例で上限40,000円の人は38,000円返ってくるから2,000円の負担で、40,000円×30%=12,000円分くらいの特産品が返礼品としてもらえる。

これが上限100,000円の人は98,000円返ってくるから、同じ2,000円の負担でも100,000円×30%=30,000円分くらいの特産品が返礼品としてもらえるってことですね。

 

シマウマ:

そうだね。

 

ヨコシマウマ:

じゃぁ、前職の人気者だったパンダさんなんかはかなりの高給取りだったからふるさと納税の上限もかなり高額だったんだろうなぁ。やってるのかな?パンダさん。教えてあげたいなぁ。

 

シマウマ:

多分やってるんじゃないかな?パンダさんクラスの高給取りなら専門の税理士くらいいるだろうしね、きっと。でも、既に知ってたとしても教えてあげること自体は良いんじゃないの?親切心なんだから。

 

ヨコシマウマ:

でも、無理ですよ、パンダさんはすごく人気者だったから、前職のときでも話する機会なんてなかったんだ。退職した今なんて尚更話す機会は取れないよ。

 

シマウマ:

あ、そうだよね、スーパーアイドルだもんね、パンダさん。

 

ヨコシマウマ:

それに仮にふるさと納税しなくてもお金持ちだからいつもプライベートでは美味しいものいっぱい食べてるだろうしね。動物園の中では仕事だからって仕方なく笹しか食べてないけど。

 

シマウマ:

あら、パンダさんって本当は笹好きじゃないんだ?無理して食べてたのね。でも、それって口外しちゃいけない企業秘密だったんじゃない?

 

ヨコシマウマ:

あっ、そうだった!今の忘れてください、シマウマさん。

 

シマウマ:

はいはい、誰にも言いません。話をふるさと納税に戻しましょう。

 

ヨコシマウマ:

あっ、そうですね。

だからまずは仲良し動物園のみんなにふるさと納税を教えてあげるんだ。一流動物園の人気者と比較したら私たちの動物園は郊外の小さな動物園なんでみんな所得は高くはないんだけど、だからこそ、特産品がもらえるならみんな喜んでくれそうなんだぁ。

 

シマウマ(の心の声):

ヨコシマウマさんバカだけど良い奴だな。

 

続きのお話はこちら ↓

ヨコシマウマ、ふるさと納税で楽しい節税を職場の仲間に教える!?(その2) - よこしまうま物語

 

 

前回のお話はこちら ↓

ヨコシマウマ、ふるさと納税で楽しく節税に挑戦!?(その3) - よこしまうま物語