ヨコシマウマ、ふるさと納税で楽しく節税に挑戦!?(その4)
このブログは、弱肉強食の資本主義社会では、強者ではなく、明らかに弱者に分類される草食動物2頭(「シマウマ」と「ヨコシマウマ」)が資産運用をおっかなびっくり始めていく物語です。
ちょっとお馬鹿で、ぼんやりふんわり生きていているヨコシマウマ。もともと投資や資産運用、節税なんてお金のことは全然やってないばかりか興味もなかったのに、シマウマのおかげでちょっとづつ興味を持ち始めます。医療費控除、セルフメディケーション税制以外に手軽に節税効果が得られるふるさと納税を理解し始めました。でも、返礼品に目がくらんで踊らされ、本来の節税効果を忘れかけています。大丈夫でしょうか?
前回のお話はこちら ↓
ヨコシマウマ、ふるさと納税で楽しく節税に挑戦!?(その3) - よこしまうま物語
シマウマ:
心から寄付したいと思うんだったら上限超えてやってもいいけど、節税の範囲内でほしいものを手に入れようっていう目的なら上限を気にしないとね。本当に欲しいものがふるさと納税の上限金額以上にあるなら、普通にそれをお金出して買った方が当然いいよ。ふるさと納税の目安は寄付金の3割程度のお礼の品だからね。
ヨコシマウマ:
そうだったそうだった、すっかり踊らされるとこだった!
シマウマ:
大丈夫?ヨコシマウマさん。
ヨコシマウマ:
大丈夫です。
このふるさと納税っていう制度は節税目的にはお手軽ですごくいい制度ですね。
シマウマ:
やっぱりそう思う?
どこが良いと思うの?
ヨコシマウマ:
この前いろいろシマウマさんにも手伝ってもらった「iDeCo(個人型確定拠出年金)」も節税にはいいけど、やっぱり60歳までは貯蓄したお金が引き出せない(使えない)っていうのが始めにくい理由なんだよ。
シマウマ:
うん。
ヨコシマウマ:
テヌキ課長も、だから自分はやらないって言ってたし、仲良し動物園のみんなもやらないだろう、って言ってたんだ。確かに私はたまたま少食でエサにゆとりがあるから「iDeCo(個人型確定拠出年金)」できてるだけかもしれない。
≪テヌキ課長はこちらを参照≫
シマウマ:
なるほど。
ヨコシマウマ:
それに対して、ふるさと納税は年明けの確定申告すれば返ってくるから節税効果が比較的すぐ現れるもんね。
シマウマ:
確かにそうだね。「iDeCo(個人型確定拠出年金)」よりも即効性がある感じだね。さらに医療費控除とかよりも楽しそうなイメージもあるしね。それにしてもよく「iDeCo(個人型確定拠出年金)」のこと覚えてたね。ヨコシマウマさんも節税のエキスパートになってきたんじゃない?
ヨコシマウマ:
エッヘン!(無駄に得意気)
シマウマ(の心の声):
ちょっと調子に乗せすぎたかな?
ヨコシマウマ:
すごくいい制度だから、今度仲良し動物園のみんなにも教えてあげよう!
「iDeCo(個人型確定拠出年金)」よりもみんな喜ぶと思うぞ。
シマウマ(の心の声):
ヨコシマウマさんの説明で大丈夫なのかな?
教えてあげようという気持ちはえらいけど。
ふるさと納税の良さを理解したヨコシマウマ。
今度は良いことは職場のみんなに教えてあげようと思い立ちました。
「iDeCo(個人型確定拠出年金)」みたいな60歳以降の遠い将来への貯蓄じゃなくて、特産品がもらえて比較的短い将来の翌年の確定申告で税金が返ってくる節税になるメリットならみんなやってくれるはず、と信じて疑いません。さてうまく説明できてみんなを喜ばせることはできるんでしょうか?
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ヨコシマウマ、ふるさと納税で楽しい節税を職場の仲間に教える!?(その1) - よこしまうま物語
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