ヨコシマウマ、確定拠出年金を考える!(その3)
このブログは、弱肉強食の資本主義社会では、強者ではなく、明らかに弱者に分類される草食動物2頭(「シマウマ」と「ヨコシマウマ」)が資産運用をおっかなびっくり始めていく物語です。
ちょっとお馬鹿で、ぼんやりふんわり生きていているヨコシマウマ。もともと投資なんて全然やってないばかりか興味もなかったのに、確定拠出年金についてはひょんなことから興味を持ち始めます。
前回のお話:その2はこちら→
ヨコシマウマ、確定拠出年金を考える!(その2) - よこしまうま日記
ヨコシマウマの家に招待されたシマウマ、ヨコシマウマの家の中で未開封の書類の中から確定拠出年金の書類を発見、ヨコシマウマ本人も知らないうちに実は前職で唯一信頼できるカメ先輩の勧めで確定拠出年金をやっていたようです。さていったいどんな内容になっているのか、これから確定拠出年金をしっかり考え始めることになっていくのでしょうか?
シマウマ:
理解しないままは申し込めるのがヨコシマウマさん、相変わらず凄いね。それとカメ先輩もわからない人に勝手に申込ませるのもどうかと思うけど、結果的にはすごい良い先輩だね。確定拠出年金はやっておいて損はないと思うよ。
ヨコシマウマ:
そっかぁー。カメ先輩、ありがとうございます。
やっぱり(動物園としては一流だったけど)あの職場関係がギスギスして居心地の悪い中にあって唯一信頼できた先輩だったからなぁ。
シマウマ:
ヨコシマウマさんがこれから確定拠出年金をちゃんと理解した方が良いのは当然として、まずはカメ先輩に感謝しておいた方が良いね。今、カメ先輩は何してるの?まだ大東京動物園にいるの?
ヨコシマウマ:
実はカメ先輩は過労で亡くなったんだ。
口は悪かったけど、まじめにコツコツ、一歩一歩着実に進んでいくお手本のような先輩だったよ。後輩の面倒見もよかったし。
シマウマ:
カメ先輩、亡くなっちゃったんだ。「亀は万年」って、寿命が長いはずだけど、意外と若いうちに亡くなってしまったんだね。よっぽど仕事忙しかったんだろうね、大東京動物園は。
ヨコシマウマ:
うん、アイドルのパンダとかヒーローのライオンとか、人気者がたくさんいるあの動物園じゃ、カメも相当努力とか気遣いしてないと続けられないんだよ。私が言うのもなんだけど、カメの代わりなんていくらでもいるからね。自分も同じ環境に居たからすごいよくわかる。
カメ先輩が亡くなって数日後、何事もなかったように別の若いカメが入ってきたもの。あの若いカメも一生懸命やってたよ。若いカメは寡黙だったからか私はあまり親しくできなかったうちに、私が退職しちゃったけど。あの若いカメは大丈夫かなぁ。
シマウマ:
ヨコシマウマさんと話していると、話がすぐあっち行ったりこっち行ったりしてしまうけど、この確定拠出年金の書類開けるね。
ヨコシマウマ:
あ、どうぞ、どうぞ。開けてください。
シマウマは書類を開封しました。
確定拠出年金をヨコシマウマに勧めてくれた前職(一流動物園の大東京動物園)のカメ先輩、実は過労死してしまっていたようです。やっぱり、一流企業ともなると仕事の量もプレッシャーも大変なようです。
また、本題の確定拠出年金とは話がずれてきてしまいましたが、さていったいどんな内容になっているのか、これから確定拠出年金をしっかり考え始めることになっていくのでしょうか?
その4に続く→ヨコシマウマ、確定拠出年金を考える!(その4) - よこしまうま日記
前回のお話:その2はこちら ↓
ヨコシマウマ、確定拠出年金を考える!(その2) - よこしまうま日記