ワニ皮商事から連絡あり! (その2)
このブログは、弱肉強食の資本主義社会では、強者ではなく、明らかに弱者に分類される草食動物2頭(「シマウマ」と「ヨコシマウマ」)が資産運用をおっかなびっくり始めていく物語です。
不労所得(バッグのレンタル収入)を求めて、バッグレンタルサービスを提供するワニ皮商事になけなしのブランドバッグを送ったヨコシマウマ。バッグを送って数日音沙汰なく、後日に査定中の連絡がワニ皮商事からきたのが数日前。
その査定結果はどうなるのか?進捗はあるのでしょうか?
ワニ皮商事は信用できる会社なのでしょうか?
バッグを送るところまでのお話はこちらの2話
→レンタル収入(不労所得)に挑戦!(前編) - よこしまうま日記
→レンタル収入(不労所得)に挑戦! (後編) - よこしまうま日記
査定中の連絡がきたお話はこちら
ヨコシマウマ:
シマウマさん、シマウマさん!ワニ皮商事から連絡がきたよ。
シマウマ:
ワニ皮商事ってなんだっけ?
前回同様、自分に興味のないことはすっかり忘れているシマウマです。(シマウマ自体はヨコシマウマに比べれば記憶力はしっかりしているんですがこの件はあまり興味がないようです)
ヨコシマウマ:
バッグのレンタルやってる会社で、先日送ったバッグの査定中という連絡がきたところだよ。
シマウマ:
あ、あぁー。思い出した。でも、査定中って連絡も結構前の話じゃない?ずいぶん進捗が遅い会社だね。
ヨコシマウマ:
そうかなぁ?私はすっかり忘れてたし、全然待たされた感じはないんだけど。あんまりテキパキされてもこっちが付いていけなくなるからこれくらいでちょうどいいかも。
シマウマ:
まぁ、ヨコシマウマさんにとっては良いペースかもね。話の展開が早すぎると頭の中がこんがらがって、冷静で正しい判断できなさそうだもんねぇ。
で、どういう内容だったの?
ヨコシマウマ:
それが、バッグは3つ送ったんだけど、どれもダメだったの。取り扱いできないって。
シマウマ:
なんで?
ヨコシマウマ:
細かい理由はわかんないんだけど、ブランド物のバッグといっても、型が古かったり、傷が付いてて修復が難しかったりしたみたいです。
シマウマ:
なるほどねぇ。中古品で借り手からお金をもらうのもなかなか厳しいんだね。でも、そうすると比較的新しくて、奇麗に保ってるやつしか対象にならないってことだよね。
ヨコシマウマ:
うん、せっかく私でもできるお小遣い稼ぎのいい案だと思ったんだけど、残念だなぁー。私が持ってたバッグは価値が無いんだぁ。
シマウマ:
これ自体は残念だったけど、ヨコシマウマさんが興味を持って実行したこと自体は良い経験になったんじゃないの?それにこの件も見方を変えればヨコシマウマさんが無駄なバッグを持ってなかったってことになるんじゃない?無駄遣いをあまりしなかったってことじゃない?
ヨコシマウマ:
それ、どういうことですか?
(その3へ続く)