ヨコシマウマ、確定拠出年金を考える！（その７）
このブログは、弱肉強食の資本主義社会では、強者ではなく、明らかに弱者に分類される草食動物２頭（「シマウマ」と「ヨコシマウマ」）が資産運用をおっかなびっくり始めていく物語です。
ちょっとお馬鹿で、ぼんやりふんわり生きていているヨコシマウマ。もともと投資なんて全然やってないばかりか興味もなかったのに、確定拠出年金についてはひょんなことから興味を持ち始めます。
前回のお話：その６はこちら ↓
ヨコシマウマ、確定拠出年金を考える！（その６） - よこしまうま日記
将来に向けた漠然とした不安から一応貯蓄はしていたヨコシマウマ、保守的で堅実な性格ですね。
カメ先輩：
その貯蓄はどうしているんだ。
ヨコシマウマ：
草食動物信用金庫に預けています。
カメ先輩：
普通預金か？定期預金か？何か金融商品買ったり、資産運用とかしているのか？
近いうちに引き出して使う予定とかあったり、目標の貯蓄額とかあるのか？
ヨコシマウマ：
よくわかんないんですが、たぶん普通預金です。金融商品とかよくわかんないので、ただ預けているだけなんで。
今のところ引き出して使う予定ないです。一応今は毎月充分なエサをもらってますし。目標額もないです。
カメ先輩：
だろうな、お前のことだから。
じゃぁ、これから毎月の手取りのエサが多少減っても今の生活にそんなに支障ないだろ？将来のために貯蓄になるなら。
ヨコシマウマ：
まぁ、そうですね。
カメ先輩：
じゃあ、確定拠出年金やっておけ。ここに申込書があるから書いて人事部に出しておけ。書き方教えてやるよ。
ヨコシマウマ：
あぁ、はいぃー。
ヨコシマウマ（の心の声）：
なんか良くわかんないけど、カメ先輩が勧めてることだからやっておいて問題ないかな。断っても怒られそうだし、話長くなりそうだし。。。
カメ先輩：
ところで、一応聞いておくが、お前みたいな性格だと、預けた干し草が増えたり減ったりするのは怖くて嫌だろ？
ヨコシマウマ：
はい。そうですね。
この時になると、ヨコシマウマはもう思考が停止していて、何を言われても「はい」と無意識に答えるだけでした。
こんな感じでカメ先輩に言われるがまま確定拠出年金を始めていたようです。信頼できるカメ先輩でよかったですが、あくどい肉食動物の詐欺師たちにカモられても不思議じゃないレベルのヨコシマウマです。今後が不安です。。。
その８に続く ↓
ヨコシマウマ、確定拠出年金を考える！（その８） - よこしまうま日記
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